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J-GLOBAL ID:201002279131849068   整理番号:10A0901727

食きりん座Z型矮新星のはくちょう座EM星の軌道周期分析: 磁気制動と第3天体の証拠

Orbital Period Analysis of Eclipsing Z Cam-Type Dwarf Nova EM Cygni: Evidence of Magnetic Braking and a Third Body
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 965-970  発行年: 2010年08月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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はくちょう座EM星の光度極小の最新のCCD時刻と組み合わせて,大きな散乱の7個のデータを含む45個すべての光度極小の時刻をコンパイルしてO-C分析を更新した。はくちょう座EM星のO-C図の最適合は2次プラス正弦適合であった。永年軌道周期減少率(-2.5±0.3)×10-11s/sは,恒星風による質量損失率2.3×10-10M(太陽)/年を持つはくちょう座EM星における磁気制動効果が,観測された軌道周期減少の説明に必要なことを意味する。O-C図で示された約17.74±0.01年の期間の大きな周期変動を解釈するために磁気活動サイクルと光伝搬時間効果を詳細に吟味した。はくちょう座EM星のO-C図は,25000サイクル後に存在するギャップによる多重周期変調の可能性を完全には排除することができない。K型第3星の仮説に基づいて光伝搬時間効果がより妥当な解釈と考えられるが,第3天体の低い軌道傾斜角(約7.4°)は,はくちょう座EM星により仮説的K型第3星が捕捉されることを示唆する。しかし,K型第3星の代わりに周連星物質のブロックからのスペクトル汚染を仮定するにより,第3星は親連星と同じ共面軌道の場合の褐色矮星である可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
恒星  ,  宇宙線起源 
引用文献 (24件):
  • Applegate, J. H.1992, ApJ, 385, 621
  • Beuermann, K.,& Pakull, M. W.1984, A & A, 136, 250
  • Csizmadia, Sz., Nagy, Zs., Borkovits, T., Hegedus, T., Biro, I. B.,& Kiss, Z. T.2008, Astron. Nachr., 329, 39
  • Dai, Z. B.,& Qian, S.-B.2009, ApJ, 703, 109
  • Downes, R. A.,& Shara, M. M.1993, PASP, 105, 127
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