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J-GLOBAL ID：201002279250518274   整理番号：10A1134373

水に浸漬された活性炭-分子動力学シミュレーションによって研究した浸漬のエンタルピーと酸素含有量との線形関係の原因

Activated carbon immersed in water-the origin of linear correlation between enthalpy of immersion and oxygen content studied by molecular dynamics simulation

著者 (5件)： TERZYK Artur P. (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  GAUDEN Piotr A. (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  FURMANIAK Sylwester (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  WESOLOWSKI Radoslaw P. (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  KOWALCZYK Piotr (RMIT Univ., Victoria, AUS)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 36  ページ： 10701-10713  発行年： 2010年09月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中に浸漬した活性炭の分子動力学シミュレーションについて初めて報告した。「ソフト」カーボンの仮想的多孔質炭素モデルを用い,浸漬のエンタルピーに対する表面酸素含有量,官能基分布およびミクロ細孔直径の影響を研究した。エンタルピーと表面官能基濃度との経験的な関係が分子動力学シミュレーションによって再現された。水に浸漬された強い疎水性の炭素では,細孔内に水-蒸気の界面が出現することが示された。この界面は表面酸素含有量の上昇により消失する。近位分布関数および水素結合統計を用いて界面領域の微妙な差異について論じ,浸漬過程の機構が疎水性相互作用のPratt-Chandler理論と一致すると結論づけた。

シソーラス用語： *活性炭 ,  *計算機シミュレーション ,  *酸素 ,  気液界面 ,  疎水性相互作用 ,  湿潤熱
準シソーラス用語： *浸漬熱 ,  多孔質 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 水 ,  浸漬 ,  活性炭 ,  分子動力学シミュレーション ,  研究 ,  エンタルピー ,  酸素含有量 ,  線形 ,  原因