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J-GLOBAL ID:201002279264104456   整理番号:10A0038497

actA遺伝子の多型はListeria monocytogenesのin vitroでの毒性に関連しない

Polymorphism of actA gene is not related to in vitro virulence of Listeria monocytogenes
著者 (6件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 100-105  発行年: 2010年01月31日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Listeria monocytogenesは食品由来の病原体でヒト及び動物に深刻な疾病を引き起こす。L.monocytogenes株間での毒性レベルの変化を示す研究があった。L.monocytogenesの培養細胞中に侵入して増殖する能力を病原性評価に用いてきた。特に侵入性及び増殖能が主としてHeLa細胞を用いて調べてきた。本研究では食品原料及び食品環境の両方から分離したL.monocytogenesの分子及び表現型の特性だけでなく潜在的な毒性についての見識をさらに得ることを目的とした。38の分離菌について細胞侵入性及び細胞内での増殖を調べた。後者間では15株が高い侵入性指数(I.I.)を示し,18株は中間のIIを示し及び5株は低いIIを示した。細胞内増殖については調べた分離菌はすべて2~6時間内に繰り返した。さらに9つの毒性関連遺伝子(hlyA actA,inlA,inlB,iap,plcA,plcB,mpl,prfA)をマルチプレックスPCR法により調べた。調べた毒性遺伝子はすべた全株中で検出した。興味深いことにactA遺伝子には多型を認めた。しかしながら多型には侵入または細胞内増殖のレベルの違いとの関連を認めなかった。結論として本研究の示すデータからホスト細胞に侵入するL.monocytogenes株の能力には相違があることが明らかになり接着及び侵入に寄与する追加因子の存在を示唆している。L.monocytogenesの毒性は今なおある点では十分に理解できていない。L.monocytogenesの毒性のメカニズムに焦点を当てた研究と共にこの細菌種における毒性の測定のためのより確実で有効な方法の開発が依然として必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  遺伝的変異 
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