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J-GLOBAL ID：201002279296793741   整理番号：10A0243507

風力発電における環状・深打ち併用接地システムの電磁界解析

Electromagnetic Calculation of Combined Earthing System with Ring Earth Electrode and Vertical Rods for Wind Turbine

著者 (3件)： 藤井利昭 (関西大学大学院 工学研究科 総合工学専攻) ,  安田陽 (関西大学システム理工学部電気電子情報工学科) ,  植田俊明 (中部電力(株))
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 130  号： 3  ページ： 364-372 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2MW風力発電設備を想定し,落雷時に風力発電本体およびその周辺の低圧・制御機器を保護するために用いられている環状接地電極に,深打ち電極を付加した併用接地システムについて,深打ち電極の配置や形状を変化させた様々なケースについて電磁界解析手法のひとつであるFDTD法を用いて解析を行い,各条件によって落雷時の電位上昇抑制効果や定常抵抗値低減効果がどれほど向上するかを定量的に比較,検討した。まず,深打ち・環状併用接地システムの配置場所についてFDTD法による過渡解析の面から比較した。次いで,深打ち電極を4本配置した場合における接地電位および接地インピーダンスの比較,深打ち電極を8本配置した場合の接地電位および接地インピーダンスを4本の場合と比較,深打ち電極の太さを変更した場合における最大接地電位および定常抵抗値の変化の比較,を行った。

シソーラス用語： *風力発電 ,  接地装置 ,  *接地極 ,  電磁場解析 ,  有限差分時間領域法 ,  雷サージ ,  過渡解析 ,  環状体 ,  レイアウト ,  地中埋設物 ,  深さ ,  配置設計
準シソーラス用語： 接地システム ,  深打ち電極

分類 (2件)： 風力発電  (NB03120Q) ,  接地  (NB09020X)

引用文献 (28件)：

• (1) Global Wind Energy Council: Publications “Global Wind 2008 report—Second Edition”, http://www.gwec.net/fileadmin/documents/Global%20Wind%202008%20Report.pdf (2009-3)
• (2) (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)HP: http://www.nedo.go.jp/ (2008)
• (3) 宇佐美光江: 「風力発電の普及と拡大」, 電気雑誌OHM, Vol. 95, No. 11, pp. 26-31 (2008-11)
• (4) 白石浩之: 「新エネルギー 第3回 日本における風力発電の導入状況と促進に向けた取り組み 日本型風力発電ガイドライン策定事業」, ペトロテック, Vol. 31, No. 9, pp. 702-707 (2008)
• (5) T. Nanahara: “Lightning Surge Analysis Including Diagonal Wires Based on the FDTD Method”, T. IEE Japan, Vol. 120-B, No. 3, pp. 321-324 (2000-3) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (5件)： 風力発電 ,  環状 ,  併用 ,  接地システム ,  電磁界解析