文献
J-GLOBAL ID:201002279446620956   整理番号:10A1072309

パキスタンにおけるエンドスルファン,有機リン系殺虫剤,ピレスロイド系殺虫剤に対するシロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)(鱗翅目:ヤガ科)の抵抗性

Resistance of beet armyworm Spodoptera exigua (Lepidoptera: Noctuidae) to endosulfan, organophosphorus and pyrethroid insecticides in Pakistan
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号: 12  ページ: 1428-1433  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
パキスタンのシロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)(鱗翅目:ヤガ科)野外個体群について,塩化炭化水素剤のエンドスルファン,有機リン剤のクロルピリホスとキナルホス,ピレスロイド剤のシペルメトリン,デルタメトリン,ビフェントリン,フェンプロパトリンに対する抵抗性を評価した。葉浸漬生物検定によると,エンドスルファンに対する抵抗性は,1998~2000年には高かったが,この殺虫剤の使用が減った後の2001~2007年にはかなり低い水準か低い水準まで低下した。有機リン剤とピレスロイド剤は過去30年を通して一貫して使用され,これらの殺虫剤類に対する抵抗性は増加してきていた。一般に,クロルピリホスとピレスロイド剤に対する抵抗性は,1998年から2002~2003年にかけては低く維持され,2003~2004年から2006~2007年にかけては中程度から高い水準にまで増加した。デルタメトリンについては,2004~2007年に抵抗性がかなり高かった。キナルホスに対する抵抗性は,1998~2006年にかけて低く維持された。LC50値とLC90値の相関分析によると,有機リン剤とピレスロイド剤との間で正の相関が認められたが,エンドスルファンと供試した有機リン剤やピレスロイド剤との間には相関は認められなかった。これらの結果から,シロイチモジヨトウの管理を成功させるためには,慣行の化学的性質から新しい化学的性質に取り替えた方がよいことが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る