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J-GLOBAL ID：201002279553473320   整理番号：10A0390391

電池誘発の着火と化学溶液手法による単層カーボンナノチューブロープの非破壊的精製

Nondestructive purification of single-walled carbon nanotube rope through a battery-induced ignition and chemical solution approach

著者 (3件)： TSENG Shih-hao (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Tsing Hua Univ., No. 101, Sec. 2 Kuang-Fu Rd., Hsin-chu 30013, Taiwan) ,  PALATHINKAL Thomas Joseph (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Tsing Hua Univ., No. 101, Sec. 2 Kuang-Fu Rd., Hsin-chu 30013, Taiwan) ,  TAI Nyan-hwa (Dep. of Materials Sci. and Engineering, National Tsing Hua Univ., No. 101, Sec. 2 Kuang-Fu Rd., Hsin-chu 30013, Taiwan)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 48  号： 8  ページ： 2159-2168  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素質シェルに埋め込まれた相当量の触媒粒子を含む単層カーボンナノチューブ(SWCNT)ロープの精製のための2段階方法を開発した。第1段階は,9V電池を使用するロープ着火の引き金であって,それはFe₃C触媒上の炭素シェルの前酸化とFe₂O₃を形成する露出Fe₃Cの酸化をもたらした。さらに,着火で誘発された切断により,開口末端型構造のSWCNTsが残った。2番目の段階では,シュウ酸(H₂C₂O₄)と塩酸(HCl)の両方が,Fe₂O₃粒子を取り除く反応剤として使用された。H₂C₂O₄やHCl精製の後に,SWCNT壁のどんな損傷も見られなかった。さらに,H₂C₂O₄精製SWCNTロープ上にH₂C₂O₄の吸着も見出されたが,真空で200°C×40minでロープを加熱することによって,それを取り除くことができる。試料はSEMやTEM,Raman分光法,TGA,FTIR,XPS,UV-VIS-NIRによって特性化した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  精製 ,  焼却 ,  強制着火 ,  鉄触媒 ,  脱金属 ,  酸処理 ,  塩酸 ,  燃焼性 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (1件)： シュウ酸

タイトルに関連する用語 (9件)： 電池 ,  誘発 ,  着火 ,  化学 ,  溶液 ,  手法 ,  単層カーボンナノチューブ ,  ロープ ,  精製