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J-GLOBAL ID：201002279574213360   整理番号：10A0164716

フランス領ギアナのオサガメはい発生に対する潮汐浸水の影響

Effect of tidal overwash on the embryonic development of leatherback turtles in French Guiana

著者 (3件)： CAUT Stephane (Donana Biological Station, Avda. Maria luisa S/n, 41013 Seville, ESP) ,  GUIRLET Elodie (Lab. for Oceanology, MARE Centre, Univ. of Liege, allee de la Chimie 17, B6C, 4000 Liege (Sart-Tilman), BEL) ,  GIRONDOT Marc (Lab. of Ecology, Systematic and Evolution, UMR 8079, CNRS, Univ. of Paris-Sud, Orsay 91405, FRA)
資料名： Marine Environmental Research  (Marine Environmental Research)
巻： 69  号： 4  ページ： 254-261  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： A0076B  ISSN： 0141-1136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウミガメにおいてはふ卵中に卵によって経験される物理条件が胚成長に影響する。オサガメのふ化成功は他のウミガメに比べて低いことが知られ,これは高い胚死亡の結果である。更にこの種の主要営巣海岸の1つであるフランス領ギアナYalimapoに於けるふ化成功は,他の営巣地に比べて低い。Yalimapo海岸に置かれたオサガメクラッチの潮汐浸水への耐性を研究するためにオサガメの胚死亡率を評価し,貧弱なふ化成功の原因を浮き彫りにした。研究した87の巣農地の27がふ卵時期の間に最低1回は潮によって覆われた(そのうちの5つは失われた)。ふ化成功は,平均して非浸水巣に比べて浸水巣で著しく低く,胚成長停止が潮汐浸水に関連することを浮き彫りにした。成長停止の段階とその比率は,浸水イベントの時間,頻度,レベルに関連した。地球温暖化と付随する海面上昇に関連し,ウミガメ巣における潮せき浸水発現の理解は,潮線近くに巣を作ることを強いられる,従って彼等の巣を海と潮汐浸水による浸水に対するより大きなリスクに暴露されるカメ営巣地点に関して興味があることであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： フランス領ギアナ ,  *胚発生 ,  潮汐 ,  *ウミガメ科 ,  *比率 ,  *浸水 ,  繁殖地 ,  プロセス解析 ,  耐性 ,  死亡率 ,  地球温暖化 ,  海面上昇 ,  *実態調査
準シソーラス用語： *オサガメ ,  孵卵 ,  *孵化率 ,  営巣地

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE04040K) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： フランス領ギアナ ,  オサガメ ,  はい発生 ,  潮汐 ,  浸水