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J-GLOBAL ID:201002279633825456   整理番号:10A1073109

ソロモン諸島のMakiraのバナナ栽培品種のカロチノイド及びリボフラビン含量

Carotenoid and riboflavin content of banana cultivars from Makira, Solomon Islands
著者 (13件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 624-632  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: T0477A  ISSN: 0889-1575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ソロモン諸島は,ビタミンA欠乏症及びマラリアを含む伝染病の問題に直面している。これらの病気を予防し軽減するためには,栄養豊富な固有の食品を明示することが必須である。ミクロネシアにおけるこれまでの研究でビタミンA欠乏症を軽減する潜在能力を有する黄色/オレンジ色の果肉のカロチノイドの豊富なバナナ栽培品種,特にFe’i栽培品種(垂直の房が特徴)を明らかにした。ソロモン諸島のバナナには大きな多様性があるけれども,これらの栽培品種及びそれらの栄養含量については,わずかしか実証されていない。文化人類学的方法を用いて,本研究は栄養豊富な栽培品種を同定し,生産及び消費に関係した情報を収集することを目的とした。7種類のFe’i栽培品種(これまでに分析されていない)及び3種類の非Fe’i栽培品種について,果実の色,果実の大きさ及び他の特性を評価し,プロビタミンAカロチノイド(β-及びα-カロチン),全カロチノイド及びリボフラビンを分析した。5種類のFe’i及び2種類の非Fe’i栽培品種が,カロチノイドが豊富であることを明らかにした。分析した10種類の栽培品種の中でβ-カロチン当量の濃度は,45から7124μg/100gの範囲であった。薄い色の果肉を持つ栽培品種と比べて,黄色/オレンジ色の果肉の栽培品種は,一般的に高いカロチノイド含量を有した。すべてのFe’i栽培品種は,0.10から2.72mg/100gのリボフラビンを含み,いくつかのものは十分な濃度を有した。Fe’iを含む栄養豊富な栽培品種は,ビタミンAの摂取及び総合的な健康に寄与する潜在能力のために奨励すべきであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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果実とその加工品  ,  食品の化学・栄養価  ,  ビタミンA  ,  ビタミンB群 
物質索引 (1件):
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