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J-GLOBAL ID：201002279698156845   整理番号：10A0341684

海底地盤変動学のススメ 地震性混濁流の発生とタービダイトの堆積

著者 (1件)： 池原研 (産業技術総合研 地質情報研究部門)
資料名： 月刊地球  (地球)
号： 号外61  ページ： 26-36  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： L0342A  ISSN： 0387-3498  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海底に震源を持つ巨大地震やそれに伴う津波による災害の軽減のために,深海タービダイトは地震発生時期や間隔の推定という面から貢献可能である。しかし,深海底タービダイトから地震発生時期・間隔を推定していくためには,まだ解明せねばならないものが多数ある。特に,その場のタービダイトがどの程度の地震を記録しているのかの検討は重要である。このためには,各場における地震直後の海底の観察,海底堆積物の採取などが必要である。さらに,海底地形図規模の崩壊地形の形成とタービダイトの堆積の関係,海底斜面の崩壊の直接的原因の解明も重要な課題であり,場所毎の地震動に対する間隙水圧変化のモニタリングなど,斜面安定性に関する基礎データの蓄積が重要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *タービダイト ,  堆積 ,  *混濁流 ,  サイクル ,  地震活動 ,  斜面安定 ,  斜面崩壊 ,  条件 ,  海底地滑り
準シソーラス用語： *地震性混濁流 ,  *地震発生サイクル ,  *崩壊条件

分類 (2件)： 地震活動  (DC03030L) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 海底地盤 ,  地震 ,  混濁流 ,  タービダイト ,  堆積