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J-GLOBAL ID：201002279817483060   整理番号：10A0911648

氷とシリカの間の同形

Isomorphism between ice and silica

著者 (6件)： TRIBELLO Gareth A. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  TRIBELLO Gareth A. (ETHZ Zurcih, Lugano, CHE) ,  SLATER Ben (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  ZWIJNENBURG Martijn A. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  ZWIJNENBURG Martijn A. (Universitat de Barcelona, Barcelona, ESP) ,  BELL Robert G. (Univ. Coll. London, London, GBR)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 30  ページ： 8597-8606  発行年： 2010年08月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 氷およびシリカは,互いに結合して無限4連結網目を形成する四面体構造要素からなる固体構造に結晶化する。数学的考察は,このような網目およびありうる結晶構造には非常に多くのものがあることを示唆する。この2つの物質の原子間相互作用の性格が異なっているのにもかかわらず,観察される氷およびシリカ相のうちのかなりの数が共通の網目に基づくものであることは驚くべきである。この研究では,計算機シミュレーションを用いて氷およびシリカ対し形成される構造の間の対称性の起源を研究した。まず凝縮相の比較から出発し,ついで双方の物質で形成される異なった開放構造(ゼオライトおよびクラスレート)の間の関係を調べた。同形の氷およびシリカの構造のエネルギー論の間には著しく強い相関があり,この相関が物質の全エネルギーと局所的な幾何構造との間の強いつながりから生ずることを示した。最後に,石英構造に基づく氷相,氷IV構造に基づくシリカ,およびケイ酸塩構造nonasilと同形の氷クラスレートを含む,いまだ合成されていない低エネルギー構造について論じた。

シソーラス用語： *結晶構造 ,  *氷 ,  *計算機シミュレーション ,  対称性 ,  ゼオライト ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  クラスレート水和物 ,  *同形

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  無機化合物の結晶構造一般  (BK07001T) ,  原子間相互作用  (BH04020U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 氷 ,  シリカ