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J-GLOBAL ID：201002279821095660   整理番号：10A0578028

活動帯の迅速な構造変化は神経伝達物質放出の持続的変化を誘導する

Rapid structural alterations of the active zone lead to sustained changes in neurotransmitter release

著者 (5件)： MATZ Jacob (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  GILYAN Andrew (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  KOLAR Annette (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  MCCARVILL Terrence (Dalhousie Univ., NS, CAN) ,  KRUEGER Stefan R. (Dalhousie Univ., NS, CAN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 19  ページ： 8836-8841  発行年： 2010年05月11日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 培養海馬ニューロンの同定したシナプスで,前シナプス活動帯の細胞マトリクスの大きさと神経伝達物質放出確率(Pr)の関連を調べた。活動帯の細胞マトリクスの大きさを蛍光標識した細胞マトリクスのバスーンで,Prをシナプス小胞エキソサイトーシスの蛍光センサであるシナプトフィシン-フルオリン(pHluorin)で測定した。Prは活動帯細胞マトリクスの大きさと強い関連を示した。細胞マトリクスが変化したシナプスでは,マトリクスの変化は分のオーダーで生じ,その変化は伝達物質放出量の変化と関連した。このように,前シナプス活動帯細胞マトリクスの変化はPrに大きな影響を及ぼす。

シソーラス用語： ラット ,  ニューロン ,  シナプス小胞 ,  シナプス ,  *エキソサイトーシス ,  膜糖タンパク質 ,  *神経生理 ,  タンパク質 ,  *海馬 ,  光学顕微鏡法 ,  *神経可塑性
準シソーラス用語： *シナプス可塑性 ,  シナプトフィシン ,  フルオリン ,  海馬ニューロン ,  蛍光顕微鏡法

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 活動 ,  構造変化 ,  神経伝達物質放出 ,  誘導