抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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家庭ごみや商業的分別回収オーガニックス(SSO)のためのバッチモードの乾式消化を用いた商業規模のAD(嫌気性消化)プロジェクトがいくつも北アメリカで報告されているので,この技術を3部に分けて概観した。嫌気性消化は古い技術であるが,MSWからのSSOに対する利用は比較的新しく,特に北アメリカではそうである。湿式技術を用いたオンタリオの2設備を除いて,分別収集されたMSWに対して特別に設計されたものは無かった。しかし最近形勢が変わり,5万トン/年程度のSSOを処理するADプロジェクトが幾つか公表された。これ等はいわゆる乾式或は「高固体嫌気性消化(HSAD)」技術を使う見込みである。又湿式ADを用いるプロジェクトも進行中である。第1部ではバッチモードHSADのSSOへの応用に就いて記述し,第2部では湿式消化,第3部では連続フィードHSAD技術を展望する。