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J-GLOBAL ID：201002280291878615   整理番号：10A0716819

アルミニウム溶接構造物の歪に及ぼす熱処理の効果-航空機産業への挑戦

Heat treatment and distortion-challenge for aircraft industries

著者 (4件)： SCHIMANSKI K. ,  KARSTEN O. ,  VON HEHL A. ,  ZOCH H.-W.
資料名： HTM  (HTM)
巻： 65  号： 3  ページ： 172-178  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0228A  ISSN： 1867-2493  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： 100mm×480mmのアルミニウム合金板を用いレーザ溶接によりT継手を製作し,溶接部長さ方向の歪と機械加工,溶接,熱処理との相互作用についての実験研究を行った。溶接パラメータとして,送り速度,仕上げ削り,板厚,板の圧延方向と溶接方向のなす角,シーム角,ワイヤ供給,拘束を選びそれぞれ二通りに変化させた。主な結論は次の通りである。1)溶接後の長さ方向の歪に及ぼす重要な影響因子は仕上げ削り,板厚,シーム角である。2)圧延方向に対する溶接方向の角度は熱処理後になって長さ方向の歪に大きな影響を及ぼす。3)本質的な歪発生メカニズムとして作用するのは,全プロセスで蓄積され,熱処理の間にやっと部分的に開放される残留応力である。4)機械加工の際の仕上げ削りや溶接の際の小さいシーム角により生じる長さ方向の歪は,熱処理後に減少しうる。5)長さ方向の歪を減少させるのに有効な手段は,板厚を薄くすること,溶接方向を圧延方向と垂直にすることである。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  *溶接構造 ,  塑性歪 ,  *熱処理 ,  航空宇宙工業 ,  アルミニウム合金 ,  金属板 ,  レーザ溶接 ,  T継手 ,  溶接部 ,  速度 ,  溶接ワイヤ ,  残留応力 ,  *溶接変形 ,  板厚 ,  方向 ,  ゆがみ ,  薄板 ,  構造部材
準シソーラス用語： 圧延方向 ,  送り速度

分類 (3件)： 溶接設計,溶接構造物  (WC07140A) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  飛しょう体の材料・製造  (QK04020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム ,  溶接構造物 ,  熱処理 ,  航空機 ,  産業