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J-GLOBAL ID:201002280325848745   整理番号:10A0713070

飼育下ボルネオオランウータンにおける土食い行動についての土壌学的分析

著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 59-66  発行年: 2010年06月20日 
JST資料番号: L5993A  ISSN: 0912-4047  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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霊長類で土食い行動が誘発される要因として,摂取したアルカロイド等の植物二次代謝物の吸着及び体外への排出,生産効果による内臓内のpH調整等が考えられているが一致した見解は得られていない。そこで,本報ではオランウータンの土食い行動について調べた。土食い行動が高頻度で認められる場所の土壌成分について調べたが,特に目立つ成分は認められなかった。むしろ土壌が軟らかく表土が露出している等,場所的特性により選ばれていると考えられた。今後は人為的に多様な条件の土壌を選択させる実験を通じてより詳細に検討していく必要がある。
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分類 (2件):
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個生態学  ,  無機物質の化学分析一般 
引用文献 (11件):
  • Bolton KA, Campbell VM, Burton FD 1998: Chemical analysis of soils of Kowloon (Hong Kong) eaten by hybrid macaques. J Chem Ecol 24: 195-205.
  • Galdikas BMF 1988: Orangutan diet, range, and activity at Tanjung Puting, central Borneo. Int J Primatol 9: 1-35.
  • 井上美穂 1987: 嵐山野猿公園におけるニホンザルの土食いについて.霊長類研究 3: 103-111.
  • Kaplan G, Rogers LJ 1994: Orang-utans in Borneo. University of New England Press, New South Wales.
  • Krishnamani R, Mahaney WC 2000: Geophagy among primates: adaptive significance and ecological consequences. Animal Behav 59: 899-915.
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