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J-GLOBAL ID：201002280375914412   整理番号：10A0020013

封止多セルから成るインフレータブル構体の基本特性

Fundamental Characteristics of Inflatable Structure Composed of Sealed Multi-Cells

著者 (2件)： ISHIMURA Kosei (Inst. of Space and Astronautical Sci. / Japan Aerospace Exploration Agency (ISAS/JAXA)) ,  HIGUCHI Ken (Inst. of Space and Astronautical Sci. / Japan Aerospace Exploration Agency (ISAS/JAXA))
資料名： Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Space Technology Japan (Web)  (Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Space Technology Japan (Web))
巻： 7  号： ists26  ページ： PC.43-PC.48 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0121A  ISSN： 1347-3840  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インフレータブル構体は高い包装効率を持つ超軽量宇宙構体として魅力的な候補である。それらは柔軟膜といくつかの展開用コンポーネントから成る。膜によるそのような空気膜構体にとって,宇宙デブリが起こす膜の損傷は宇宙利用のための深刻な問題の1つである。本問題解決のため,多セルのインフレータブル構体を提案する。多セルから成る膨張式構体は,膜の損傷に対して頑強である。この論文では,封止多セルから成る新しいタイプのインフレータブル円筒を調べた。構体の展開を封止多セルのガス圧で駆動できるので,展開のためガスタンクや電気バルブなどの複雑なコンポーネントは全く必要としない。展開の基本特性を実験で調べる。結果として,封止多セルから成るインフレータブル円筒は,いくつかのセルが破損するが,単純な保持解放機構により展開を達成できることを示す。さらに,内部ベローズと外部拘束ワイヤの適用により,展開シーケンスを制御でき,殆ど真っ直ぐな展開を実現できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *膜構造 ,  損傷 ,  スペースデブリ ,  *封孔処理 ,  円筒 ,  *宇宙構造物 ,  *インフレータブル構造 ,  展開構造

分類 (1件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 封止 ,  セル