文献
J-GLOBAL ID:201002280448778539   整理番号:10A0851071

リモナバントはアシルCoAの二重阻害剤である コレステロールアシルトランスフェラーゼ1と2

Rimonabant is a dual inhibitor of acyl CoA:cholesterol acyltransferases 1 and 2
著者 (2件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 671-676  発行年: 2010年08月06日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アシルコエンザイムA:コレステロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)はコレステリルエステル(CE)の細胞内合成を触媒する。ACATイソ型,ACAT1とACAT2の両方ともアテローム性動脈硬化症の病態生理で重要な役割を果たし,ACAT阻害は動物モデルでアテローム性動脈硬化症を阻止する。タイプ1カンナビノイド受容体(CB1)アンタゴニストのリモナバントは,ヒトや動物で抗アテローム性動脈硬化症作用を発揮するが,その機構は全く分かっていない。リモナバントは2つの他のカンナビノイド受容体アンタゴニスト,AM251とSR144528と構造的に似ていて,最近ACATの強力な阻害剤として同定された。そこで著者らは,in vivo細胞によるアッセイとin vitro無細胞アッセイの両方を用いてACATに対するリモナバントの影響を調べた。リモナバントはRaw264.7マクロファージ(IC50=2.9±0.38μM)と単離腹膜マクロファージで用量依存的にACAT活性を減じた。リモナバントは無傷のCHO-ACAT1とCHO-ACAT2細胞および無細胞アッセイでほぼ同じ効率でACAT活性を阻害した(CHO-ACAT1とCHO-ACAT2に対してそれぞれIC50=1.5±1.2μMと2.2±1.1μM)。ACAT阻害と一致して,リモナバント処理はマクロファージのACAT依存性過程,オキシステロール誘導アポトーシスやアセチル化LDL誘導泡沫細胞形成を阻止した。これらの結果から著者らは,リモナバントがACAT1/2の二重阻害剤であると結論づけ,リモナバントのアテローム性動脈硬化症の有益効果のいくつかは少なくとも一部はACATの阻害によることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る