文献
J-GLOBAL ID:201002280663103470   整理番号:10A0853204

ユビキチン残留物の免疫親和性プロファイル解析によるリジンのユビキチン化の網羅的解析

Global analysis of lysine ubiquitination by ubiquitin remnant immunoaffinity profiling
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 868-873  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タンパク質のユビキチン化は,タンパク質機能の多様な側面をさまざまなメカニズムで調節する翻訳後修飾(PTM)の一種である。ユビキチン化の解析は,タンパク質のユビキチン化部位からペプチドを分離および同定することが困難であるなどの理由により,リン酸化など小型のPTMの後塵を拝している。この問題に取り組むため,我々は,トリプシン消化後のユビキチン化部位に残留する付加物であるジグリシンで修飾されたリジン残基を含むペプチドを濃縮するモノクローナル抗体を作製した。質量分析法により,ユビキチン化部位を複数もつタンパク質80個を含むHEK293細胞由来のユビキチン化タンパク質236個に,ジグリシン修飾リジンが374個発見された。そのタンパク質の72%およびユビキチン化部位の92%は,従来知られていなかったものと考えられる。多重ユビキチン化タンパク質である増殖細胞核抗原(PCNA)およびチューブリンα-1Aのユビキチン残留物プロファイル解析では,微小管阻害剤によって特定部位のユビキチン化が差別的に調節されることが明らかにされ,リジンのユビキチン化の動力学を解析する我々の方法の有効性が証明された。Copyright Nature Publishing Group 2010
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝一般  ,  バイオアッセイ 

前のページに戻る