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J-GLOBAL ID:201002280706591201   整理番号:10A0905158

加熱及びアニーリング過程における溶融延伸透明高密度ポリエチレン中の構造展開:シンクロトロン小角X線散乱研究

Structural evolution of melt-drawn transparent high-density polyethylene during heating and annealing: Synchrotron small-angle X-ray scattering study
著者 (11件):
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巻: 46  号:ページ: 1866-1877  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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溶融延伸した透明な高密度ポリエチレンの加熱による形態展開を,in-situシンクロトロン小角X線散乱(SAXS)技術によって研究した。その結果,低温では子午線散乱ピークのみが伸張流方向に垂直に配列することが観察され,これは高度に配列した層状微結晶構造を示唆している。一方高温では層状の子午線散乱パターンに加えて赤道ストリークが生じた。これは研究対象の試料においてシシカバブ状物体が存在することを示している。加熱すると,110°C以下ではケバブ結晶の平均厚さは基本的に影響を受けない。そして更により不安定なケバブの選択的溶融が進んでより厚い層状薄板結晶が生成した。131°Cに昇温すると,シシ状構造と熱的に安定なケバブ結晶が同時に溶融した。さらに,高温でアニールされた溶融延伸試料の微細構造を室温で精査した。高温で記録されたSAXSパターンとは逆に,アニール後に測定されたSAXS図表は赤道ストリークを示さなかった。このことは円筒形の構造が再形成されたことを示す。この観察結果は,延伸方向に平行な垂線を持った平板状ケバブ結晶が成長して,室温にまで冷却される時に二次結晶化によって突き当たることで説明できる。このことはアニーリングとそれに続く冷却時のin-situ SAXS実験によって確認できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の成形  ,  高分子固体の構造と形態学 

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