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J-GLOBAL ID：201002280711199522   整理番号：10A0911640

理想的ゼオライト骨格の柔軟性

Flexibility of ideal zeolite frameworks

著者 (4件)： KAPKO V. (Arizona State Univ., AZ, USA) ,  DAWSON C. (Arizona State Univ., AZ, USA) ,  TREACY M.M.J. (Arizona State Univ., AZ, USA) ,  THORPE M.F. (Arizona State Univ., AZ, USA)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 30  ページ： 8531-8541  発行年： 2010年08月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在知られている194のゼオライト骨格の柔軟性ウィンドウを調べた。柔軟性ウィンドウとは,その範囲内で理想的ゼオライト骨格が応力のない状態である領域を示す。ここでは,理想的ゼオライトとして剛直なコーナーを分かち合う完全な正四面体の集合体を考える。正四面体間のコーナー結合は,自由回転する応力のかかっていない球状ジョイントとして働くと仮定された剛体球酸素原子であり,Coulomb相互作用のような他の正四面体内部の力は無視される。ほとんどすべてのアルミノケイ酸塩およびアルミノリン酸塩ゼオライトは柔軟性ウィンドウをもつことがわかった。したがって,仮想的な骨格トポロジーにおける柔軟性ウィンドウの存在は,合成の可能性を示す価値ある指標となりうる。柔軟性ウィンドウを調べるための計算科学的方法について述べ,この柔軟性の法則から外れるいくつかの実例について論じた。

シソーラス用語： *ゼオライト ,  *柔軟性 ,  *骨格 ,  四面体 ,  アルミノケイ酸塩 ,  アルミノリン酸塩 ,  *計算モデル
準シソーラス用語： 正四面体

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

タイトルに関連する用語 (2件)： ゼオライト ,  骨格