抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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豚ふんにブドウ絞り滓を加えることで堆肥化時に発生する悪臭の低減化が図れる可能性があることから,場内の堆肥化施設を使用した実証試験を行った。また,ブドウ搾り滓(甲州100%)を1ケ月間保存した際の変化を調査した。1 堆肥中心部の発酵温度には,試験区間で際だって大きな差は見られず,同じように推移した。2 pHは,どの区も堆肥化が進むにつれ,緩やかに上昇する結果を示した。3 堆肥表面から発生するアンモニア量は,豚ふん区で多くなる傾向を示した。4 堆肥切り返し途中で発生した低級脂肪酸は,特にプロピオン酸が,ブドウ搾り滓を加えた区で豚ふん区よりも少なくなる傾向を示した。5 ブドウ搾り津を1ケ月間堆肥舎で保存したが,中心部温度は20°C前後で安定し,当初と1ケ月後のpHに大きな変化はなかった。(著者抄録)