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J-GLOBAL ID：201002280796115659   整理番号：10A0135085

人にあわせてくれるスマートな3D似顔絵生成手法

Novel System for 3D Facial Caricaturing Friendly to Users

著者 (6件)： 藤原孝幸 (中京大学情報科学部) ,  輿水大和 (中京大学情報科学部) ,  藤村恒太 (三洋電機株式会社) ,  藤田悟朗 (三洋電機株式会社) ,  野口孔明 (三洋電機株式会社) ,  石川猶也 (三洋電機株式会社)
資料名： 芸術科学会論文誌(Web)  (Journal of the Society for Art and Science (Web))
巻： 2  号： 1  ページ： 15-20 (J-STAGE)  発行年： 2003年 
JST資料番号： U0124A  ISSN： 1347-2267  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ユーザインタフェースとして顔メディアを用いる可能性が示唆され, 顔の認識・生成技術が注目されている. 顔に対する人の印象を造形する手法として似顔絵, とりわけ立体で構成される似顔絵が意味を持ち始めている. 我々は3 次元空間上の顔特徴を抽出して似顔絵化する技術について提案してきたが, 生成結果には局所的な, あるいは, 全体的に顔の形が不自然にくずれる現象が見られた.平均顔と入力顔の差ベクトルを入力顔の個人性特徴とする基本手法において, 本論文では平均顔生成で標本平均を算出するだけでなく, 特徴点列における値のばらつきも平均顔に付随する情報とすることで, 新しい似顔絵生成手法を提案し, また実験的に考察を行った. 結果として, 似顔絵モデルにあわせて, 視覚感性的な顔らしさから逸脱することなく誇張をする, スマートな似顔絵生成システム実現の可能性を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *ユーザインタフェイス ,  *三次元 ,  特徴抽出 ,  *顔 ,  *画像認識 ,  *絵画 ,  *画像合成 ,  視覚 ,  感性 ,  画像分析 ,  テクスチャ処理 ,  平均値 ,  分散度 ,  画像強調 ,  似顔絵

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (8件)：

• [1] 輿水大和, 坂上勝彦: 画像処理検査技術の今後の趨勢-町に出るマシンビジョン-, 画像ラボ, (創刊100 号特大号, 特集: これからの画像処理技術), Vol.9, No.4, pp.1-8 (1998)
• [2] 藤原孝幸, 輿水大和, 藤村恒太, 藤田悟郎, 野口孔明, 石川猶也: 3D 似顔絵メディアのフィギュア製作技法, 第18回NICOGRAPH 論文コンテスト論文集, pp.47-52 (2002)
• [3] 藤原孝幸, 輿水大和, 藤村恒太, 藤田悟郎, 野口孔明, 石川猶也: 3D 似顔絵フィギュア製作の実用化の試み, 情報処理学会論文誌, Vol.43, No. SIG 4(CVIM 4), pp.85-94 (2002)
• [4] 顔特集, 電子情報通信学会論文誌, Vol.J80-D-II, No.8 (1997)
• [5] 金子正秀, 長谷川修: 顔画像処理技術とその応用に関する最近の研究動向, テーマセッション「顔画像処理技術とその応用」, 平成11 年電気学会, 電子・情報・システム部門大会 (1999)

タイトルに関連する用語 (4件)： 人 ,  3D ,  似顔絵 ,  手法