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J-GLOBAL ID:201002280819869877   整理番号:10A0290949

リンを含有する石炭ガス中でのSOFC負極の劣化機構

Degradation mechanisms of SOFC anodes in coal gas containing phosphorus
著者 (6件):
資料名:
巻: 181  号: 8-10  ページ: 430-440  発行年: 2010年03月29日 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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合成石炭ガス中におけるリンとSOFCのニッケル系負極との相互作用を調べた。負極支持及び電解質支持ボタン電池での試験をホスフィンとして導入したリン(0.5~10ppm)を含む合成石炭ガス中,700~800°Cで行った。劣化の二つの主要モードを観測した。一連のバルクリン化ニッケル相の生成は極めて明らかであり,Ni<sub>3</sub>P,Ni<sub>5</sub>P<sub>2</sub>,Ni<sub>12</sub>P<sub>5</sub>及びNi<sub>2</sub>Pを同定した。リンは基本的に負極により完全に捕獲され,変換及び非変換負極部分間の際立った境界を形成する。これらの生成物は部分的に大結晶粒に合一し,最終的には負極支持体によって電子透過に影響した。熱力学的計算から,最初の二成分リン化ニッケル相の生成は代表的燃料電池作業温度で石炭ガス中のリン濃度<1ppbで可能である。劣化の第二モードの原因は吸着層を形成するため活性負極/電解質界面へのリンの表面拡散による。このような吸着層が存在するという直接証拠は破断面の表面分光法により得られた。更に,全負極がバルクリン化ニッケルに変換する前,電池性能損失がよく観測された。これらの損失は主として電極抵抗の成長のためであることをインピーダンススペクトルは示した。負極支持電池の抵抗成長速度はリン濃度の低依存性を示し,バルクリン化ニッケル生成物による負極内の活量制御に帰する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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燃料電池  ,  電極過程 
タイトルに関連する用語 (4件):
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