抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カドミウムの回収のための湿式冶金プロセスを,電界亜鉛回路において発生したCd-Cu-Znケーキから選択カドミウム浸出の単純なフローシートを通して開発した。カドミウム浸出,スポンジ化および再浸出の通常の手法は多大な段階を有し高い初期投資を必要とする。本研究は,亜鉛精製部門の銅-カドミウムケーキからの電解亜鉛回路におけるカドミウムの回収のためのより簡易なプロセスの開発に関する。このプロセスは,銅-カドミウムケーキからの亜鉛除去,選択カドミウム浸出,鉄,タンタルおよびコバルトの除去による精製とその後の電解採取と融解のような段階で構成される。本論文は銅-カドミウムケーキからの亜鉛除去を,ケーキ中の液相へとその後の銅およびカドミウムの富化への二段階で扱う。このケーキを,より高いカドミウム濃度を溶液中に保持するために高い固体-液体比を維持する選択カドミウム浸出によって処理される。カドミウムの選択浸出を,カドミウム富裕溶液への不純物の共溶解を最小化するような特定の操作条件の下で実施した。この反応は銅の溶解の開始において終了させた。KMnO
4およびNaOHをTl,FeおよびCoの一部のような不純物を酸化し沈殿させるために用いた。精製した硫酸カドミウム溶液を電解のために供給しこのように得たカドミウムカソードを99.95%の金属品位のカドミウムを達成するために融解した。このプロセスフローシートの全体のカドミウム回収は70~72%であることを見出した。本研究に基づき,概念フローシートを開発した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.