抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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道内人口の減少および高速道路の延伸や一部無料化の方針が決定され,他交通機関との競争激化により鉄道輸送の需要増加が難しい状況である。さらに,JR北海道の所有する車両の約5割が経年25年を超えている。そのため,計画的に新製車両への置き換えや保全・延命工事等を進め安全・安定輸送の確保を図っているところである。また,平成27年度には,北海道新幹線新函館開業が控えており,新幹線開業後の輸送体系,新幹線車両の検修体制等の検討を引き続き行い,具体的な車両の計画に取り組んでいきたいと考えている。1)都市間輸送:平成22年度は,東北新幹線「新青森」開業が12月に予定されているため,「スーパー白鳥」などの津軽海峡線の輸送体系の検討を進めている。札幌~函館・帯広・釧路間に使用している283系気動車については,平成22年度についても継続して保全工事を進めていく。2)札幌圏輸送:電化工事が進んでいる学園都市線を運行している客車を改造した気動車や北海道に最初に投入された711系電車の老朽化も進んでおり,車両の取替え計画を検討していく必要がある。3)ローカル輸送:主力のキハ40系気動車を計画的に保全工事を実施しながら使っていくとともに車両の取替えについても検討が必要であると考えている。平成22年度以降の具体的計画について述べた。