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J-GLOBAL ID:201002281041436680   整理番号:10A0351147

雷空電を用いた非線形最小二乗法による雷撃電流波形及び電荷量推定

著者 (4件):
資料名:
巻: J93-B  号:ページ: 711-720  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: S0622C  ISSN: 1344-4697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,リターンストローク電流に対し伝送線路モデルを用いた電磁界計算を行い,雷放電により発生した電磁界パルス(雷空電)を用いてリターンストローク電流を推定する手法について検討している。特に,従来の雷空電の電磁界観測では未知であった放電時間が,観測された電磁界成分の周波数スペクトルの特徴から得られることを示している。そして,非線形最小二乗法の一つであるLevenberg-Marquardt法を用いてリターンストローク電流の波形形状を近似的に推定可能であることも示している。こうして得られる推定結果は,電流モーメントピーク値に対して,大地を完全導体として仮定した場合,落雷地点からの水平距離が100km以上の地上観測点において,理論値に対して誤差10%以内で推定可能であることが分かった。更に,実際の雷空電の観測結果に対しても電流モーメント波形の推定を行っている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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伝送回路理論  ,  自然災害 

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