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J-GLOBAL ID：201002281233221718   整理番号：10A0226297

低炭素社会の実現に向けて~粉体技術が切り開く次世代電池技術~微粒子加工技術の電池製造分野への対応

著者 (1件)： 久澄公二 (パウレック)
資料名： 粉体技術
巻： 2  号： 3  ページ： 59-65  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粉体業界における近年の動向として,粉体の微小化が進み,原料そのものに付加価値をつける研究が各分野で活発に行われるようになった。本稿では,開発した微粒子コーティング装置およびナノテクノロジーへの応用展開が期待される超高圧乳化分散装置について紹介した。微粒子コーティング技術については電池製造分野へのアプリケーションと,さらには品質向上を目的とした工程中のセンシング技術についても触れた。紹介した微粒子コーティング装置については主に医薬品産業を中心に展開し,生産機レベルまでの多くの納入実績がある。従来装置への分散機構搭載,微粒子の捕集を目的としたフィルタ,スプレーノズルなども同時開発し,これら要素技術の革新はその他の粉体業界においても幅広く適用できる。

シソーラス用語： 社会 ,  *粉体工学 ,  *二次電池 ,  *微粒子 ,  技術 ,  生産 ,  *微粒化 ,  付加価値 ,  被覆 ,  ナノテクノロジー ,  超高圧 ,  乳化 ,  分散【dispersion】 ,  フィルタ ,  ノズル
準シソーラス用語： コーティング ,  加工技術 ,  低炭素社会 ,  粉体技術

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  二次電池  (YB04030K)

引用文献 (4件)：

• 高田和典ら、“Enhancement of the High-Rate Capability of Solid-State Lithium Batteries by Nanoscale Interfacial Modification, Chemical Engineering”, ADVANCED MA TE RI ALS、18、p. 2226-2229(2006)
• 長門琢也、松井航、夏山晋:“微粒子コーティング操作における近赤外分析装置を用いた品質モニタリングに関する検討”、平成20年度政策創薬総合研究推進事業研究成果等普及啓発事業成果発表会要旨集、東京、p. 10-11(2008)
• Chemical Engineering (1998. AUG)
• 中道敏彦、図解入門よくわかる顔料分散、p. 128-137、日刊工業新聞社 (2009)

タイトルに関連する用語 (5件)： 低炭素社会 ,  粉体技術 ,  次世代 ,  電池 ,  微粒子