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J-GLOBAL ID:201002281263705388   整理番号:10A0290818

1-(2′,4′-ジニトロアミノフェニル)-4,4,6-トリメチル-1,4-ジヒドロピリミジン-2-チオールを利用する金(III)の協同的液-液抽出分光光度定量

Synergistic liquid-liquid extractive spectrophotometric determination of gold(III) using 1-(2′,4′-dinitro aminophenyl)-4,4,6-trimethyl-1,4-dihydropyrimidine-2-thiol
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巻: 81  号:ページ: 1088-1095  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1-(2′,4′-ジニトロアミノフェニル)-4,4,6-トリメチル-1,4-ジヒドロピリミジン-2-チオール[2′,4′-ジニトロAPTPT]を利用する金(III)の協同液-液抽出的分光光度定量法を報告した。等体積(5cm3)の2′,4′-ジニトロAPTPT(0.02molL-1)はピリジン(0.5molL-1)の存在下,pH1.8-2.4において5min振とうすることで,金(III)と橙赤色でモル比1:1:1の三元錯体を生成する。試薬ブランクを対照に,445nMにおける分光光度法による1,2-ジクロロエタン着色有機層中の吸光度を測定した。2′,4′-ジニトロAPTPTとピリジンの2成分混合物によって高い協同効果が観測され,吸光度の増進がピリジンの存在下,有機相中付加物形成によって起こることを示す。濃度範囲2.5-20.0μgmL-1でベールの法則に従い,分子吸光係数及びSandell感度はそれぞれ,8.7×103dm3mol-1cm-1及び0.023μgcm-2であった。方法の繰り返し性を相対標準偏差(R.S.D.)(n=10)で見たところ0.17%であった。金(III)-2′,4′-ジニトロAPTPT-ピリジン付加物の組成を勾配解析,モル比法及びJob法で確立した。三元錯体は48h以上安定であった。pH,2′,4′-ジニトロAPTPT濃度,溶媒及びピリジンのような各種因子の錯化度への影響を調べ上げた。他の多くのイオンの妨害を試験し,必要に応じた適切なマスキング剤を表にまとめたが,これは方法の選択性が増したことを示した。2成分系合成試料及びアーユルベーダ試料中金(III)の定量に本法を成功裡に適用した。本法の信頼性は原子吸光分析計を使い,実験値を相互に比較することで確認された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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