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J-GLOBAL ID:201002281283663169   整理番号:10A0083441

VOCの分解に用いる担持型金触媒:モデル反応として低濃度におけるプロピレンの全酸化

Supported gold catalysts for the decomposition of VOC: Total oxidation of propene in low concentration as model reaction
著者 (6件):
資料名:
巻: 94  号: 1-2  ページ: 117-124  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭化水素タイプの揮発性有機化合物(1200ppmのC3H6,He中の9%O2)の触媒分解条件を類似させるために過剰な酸素中における低濃度プロピレンの酸化反応で尿素を用いた沈着-析出により担持した金触媒の合成を行った。幾つかのパラメータについて研究した:酸化物担体の特性(アルミナ,二酸化チタン,酸化セリウム),金の負荷,触媒の活性化条件(酸素または水素)。二酸化チタンとアルミナだけは500°CまでのC3H6酸化でいかなる転化も示さなかったが金を添加(1wt%)するとアルミナよりも二酸化チタンに対して高い活性を示す活性触媒が得られた。酸化セリウムは活性を示す唯一の担体で酸化セリウム上の金(1wt%)により最も高い活性をもつ触媒となった。Au/CeO2系に対して300°CのH2下における活性化により500°CのO2/He中における活性化よりも優れた活性触媒となり特に金の負荷に対しては1wt%よりも低いものであった。RTで行ったXPSとCO酸化によるとCeO2上の金は負荷とは関係なくH2のもとの活性化後にAu0に完全に還元された。反面,か焼の後に大半の金は一部が4wt%のAu/CeO2に還元されたにも拘わらず低負荷試料(≦1wt%)における初期のAIII状態のもとで維持されていた。これにより酸化セリウムは制限された負荷まで金をAIIIとして安定化させることが可能であった。CO吸着に結合したCO酸化とDRIFTSの利用により温度上昇で行ったC3H6酸化の間にか焼したAu/CeO2(1wt%)に対する金の酸化状態の変化が検知された。当初はAIIIであった金は100°Cで還元を開始し金属性の金であるA0を形成しこれは反応に対して活性をもつ種であった。300°C以上で100%の転化が達成されると金属性金の種における再酸化が観察された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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貴金属触媒  ,  酸化,還元  ,  アルケン  ,  排ガス処理法 
物質索引 (1件):
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