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J-GLOBAL ID:201002281323564754   整理番号:10A0903987

マウスId2遺伝子におけるBMP反応性要素の同定

Identification of BMP-responsive elements in the mouse Id2 gene
著者 (8件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 416-421  発行年: 2010年08月27日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DNA結合/分化阻害剤(Id)遺伝子は,各種の型の細胞における骨形成蛋白質(BMP)シグナルの標的である。C2C12筋芽細胞におけるマウスId2のBMP6が誘導する遺伝子発現の分子的基礎を検討した。BMP6に依存したId2発現は,de novo蛋白質合成無しで直ちに生じ,BMP I型受容体阻害剤により抑制された。レポーター分析は,BMP6反応領域を,転写開始部位の3.0kb上流に同定した。領域は,マウスId1プロモーターとの配列類似性を示し,それと可能性のあるSmad結合部位,2 GGCGCCパリンドロームおよび1 GTCT要素を共有した。変異分析は,BMP反応へのこれら要素の関与を示した。ゲルシフトおよびクロマチン免疫沈降(ChIP)分析は,Smad蛋白質のこれら要素への物理的な結合を確認した。3′-部位GGCGCCパリンドロームおよびGTCT要素は,5bpにより分離されており,典型的なBMP反応配列と一致した。加えて,5′-部位GGCGCCは,以前に性質が解明されていないCGCC要素を伴い,これは5bp空間により分離されており,この立体配座は,Smad複合体のショウジョウバエ相同体が結合する,同様であるが,異なる配列のそれと一致した。レポーターとゲルシフト分析は,この二つの部分の配列の重要性を明らかにした。このように,マウスId2におけるBMP反応性要素を同定し,CGCC配列がSmad蛋白質による標的認識に関わることも示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  細胞構成体一般 

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