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J-GLOBAL ID:201002281338469774   整理番号:10A0873406

ヒト内皮細胞における低密度細胞膜ドメインへの腫瘍壊死因子受容体1のターゲティング

Targeting of Tumor Necrosis Factor Receptor 1 to Low Density Plasma Membrane Domains in Human Endothelial Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 285  号: 31  ページ: 23868-23879  発行年: 2010年07月30日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂質ラフトやカベオラといった低密度膜領域への移行に必要な腫瘍壊死因子受容体(TNFR)1内の領域を同定するために,TNFR1の欠失変異体をヒト血管内皮細胞EAhy.926に導入した。解析した欠失変異体のうち,膜貫通/細胞間境界を欠失したΔ229-244変異体が,カベオラへの移行能を示さなかった。この欠失した領域を含むペプチドを用いたプルダウン解析から,この領域がカベオラ構成蛋白質であるCAV-1,TNFR1およびTNFR結合蛋白質TRAF2との結合に必要であることが分かった。メチル-β-シクロデキストリンによりカベオラを破壊すると,ペプチドとCAV-1およびTNFR1の結合が減少した。CAV-1をノックダウンするとカベオラが減少したが,低密度膜領域への局在や転写因子NF-κBの活性化には影響しなかった。CAV-1あるいは脂質ラフトの構成蛋白質であるFLOT-2(フロチリン2)のノックダウンは,ストレス活性化蛋白質キナーゼ(SAPK)のTNFに応答した活性化を抑制した。TNFR1の229-244の配列が低密度膜領域への移行に必要であると結論付けた。
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 

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