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J-GLOBAL ID：201002281506417785   整理番号：10A0664604

ラットにおける2-デオキシ-D-グルコースのグルコース枯渇用量投与後の機能的核磁気共鳴イメージングとc-Fosマッピング

Functional magnetic resonance imaging and c-Fos mapping in rats following a glucoprivic dose of 2-deoxy-D-glucose

著者 (3件)： DODD Garron T. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  WILLIAMS Steve R. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  LUCKMAN Simon M. (Univ. Manchester, Manchester, GBR)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 113  号： 5  ページ： 1123-1132  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は,中枢神経における糖制御系のグルコスタット機能を,著者らが考案した無拘束ラットにおける薬理対応核磁気共鳴法(phMRI)とc-Fosマッピングを用いて検索した。2-DG投与後には,これまでに解明されている視床下部や脳幹部における変化が,摂食行動と同時に観察することが出来た。更に,眼窩前頭皮質及び線条体(側坐核,腹側淡蒼球)が新たに2-DG感受性部位であることが分かった。これらの領域は視床下部と皮質線条体との神経網を構築しており,これにより摂食行動のモチベーション,亢進状態,報酬などの連携状態が画像化できた。これらから著者等は,今回の方法により,摂食行動の誘導における共通統合回路を明らかにし,中枢神経機能の解析におけるphMRIの有用性を証明できたと結論した。

シソーラス用語： ラット ,  摂食 ,  NMRイメージング ,  Fosタンパク質 ,  *視床下部 ,  脳幹 ,  大脳皮質 ,  線条体 ,  側坐核 ,  淡蒼球 ,  *食欲 ,  インテグリティ ,  免疫染色 ,  栄養素欠乏 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  デオキシ糖
準シソーラス用語： c-Fos蛋白質 ,  グルコース欠乏 ,  眼窩前頭皮質 ,  機能性MRI

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

物質索引 (1件)： 2-デオキシ-D-グルコース

タイトルに関連する用語 (9件)： ラット ,  2-デオキシ-D-グルコース ,  グルコース ,  枯渇 ,  用量 ,  投与 ,  核磁気共鳴イメージング ,  c-Fos ,  マッピング