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J-GLOBAL ID:201002281511953890   整理番号:10A1539394

二重障壁スピン移動トルク磁気トンネル接合におけるスピン輸送と磁化動力学に及ぼす量子閉じ込め効果

Effect of quantum confinement on spin transport and magnetization dynamics in dual barrier spin transfer torque magnetic tunnel junctions
著者 (4件):
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巻: 108  号: 10  ページ: 104306  発行年: 2010年11月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二重障壁磁気トンネル接合(MJT)における電流誘起のスピントルク効果に関係した電子輸送と磁化動力学を,Landau-Lifshitz-Gilbert-Slonczewski方程式と自己無撞着的に解いた非平衡Green関数方程式を用いて調べた。二重障壁(五層)MJTにおいて,一連の幾何構造とバンド構造を組み合わせて,興味あるエネルギー範囲内で共鳴ピーク位置と谷を決定した。中央の強磁性自由層内の非単調量子井戸状態の存在が,共鳴条件を満足するか否かに依存する,MJTを横切る重要なスイッチング電圧とトンネル磁気抵抗に同時に変えた。(i)自由強磁性層厚さ,(ii)トンネル障壁高さ,(iii)トンネル障壁の幅,(iV)動作電圧の適当な選択により,五層MJTにおける面内および面外のスビントルク係数が,従来の単一障壁の三層構造と比較して,約一桁増加するのを見出した。輸送シミュレーション結果は,現存する一連の三層MJT実験と合理的に定量的に一致した。スピントルクを駆動する磁化スイッチング中三層を超える五層MJT構造のエネルギー効率も,共鳴条件で定量的に報告された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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磁性理論 

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