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J-GLOBAL ID:201002281628753948   整理番号:10A0081066

H2O2によるラジカル切断の結果としてのヒトIgG1ヒンジの断片化

Human IgG1 Hinge Fragmentation as the Result of H2O2-mediated Radical Cleavage
著者 (4件):
資料名:
巻: 284  号: 51  ページ: 35390-35402  発行年: 2009年12月18日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CHO細胞で発現させた組換体ヒトIgG1がヒンジ領域で切断され,この切断は抗体をH2O2で処理しても同様に起こることを見つけた。切断点は重鎖のaa.no.226~230のDKTHT配列でありこの間のいずれの部位でも切断された。Fc側の断片のN末はイソシアン酸やα-ケトアシル誘導体になっており,α炭素でジアミドとαアミド化の各経路を経て生じていた。ヒンジのCys231同士のジスルフィド結合部では一方がチイルラジカル,他方がスルフェン酸になっており,ここがラジカル攻撃を受ける最初の部位であり,5,5-ジメチル-1-ピロリンN-オキシドがCys231に反応するとヒンジの切断が阻止されたのでCys231から切断部への電子/ラジカル転移が切断に必要であると示唆された。in vivoでH2O2が生ずるときにはこのようなラジカルによるIgG1の切断が起きると推測された。
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抗原・抗体・補体一般  ,  光化学反応,ラジカル反応 
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