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J-GLOBAL ID：201002281732478738   整理番号：10A0580392

中国温帯都市における気候変動およびマラリア: 20年時系列データ分析

Meteorological variables and malaria in a Chinese temperate city: A twenty-year time-series data analysis

著者 (3件)： ZHANG Ying ,  BI Peng ,  HILLER Janet E.
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 36  号： 5  ページ： 439-445  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は中国温帯地域における気候変動のマラリアへの影響を研究することであった。20年の歴史的時系列データ分析により,最高気温,最低気温,雨量,湿度など気象変動と中国北部の温帯都市Jinanにおけるマラリアとの関係を研究した。データは1959年~1979年で検索して月毎に分析した。Spearman相関および直交相関分析を実施して,各気象変動とマラリア発病数とのタイムラグ値を特定した。季節自己回帰動平均過程(季節ARIMA)モデルを使って,気候変動とマラリア発病との相関を定量した。季節ARIMAモデルにより,最高気温の1°C上昇がマラリア発病を7.7%~12.7%増加して,最低気温の1°C上昇が約11.8%~15.8%増加することを示した。マラリアと降雨および湿度など他の気候変動との明確な関連は本研究において認められなかった。温度が中国温帯地域におけるマラリアの伝染に重要な役割をしている可能性が有った。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *気候変動 ,  *温帯 ,  都市域 ,  中華人民共和国 ,  *マラリア ,  データ ,  予測 ,  最高気温 ,  最低気温 ,  降雨量 ,  湿度 ,  中国北部 ,  ARMAモデル ,  *時系列分析 ,  自己回帰モデル ,  罹患率 ,  係数 ,  比率 ,  予測モデル ,  解析モデル
準シソーラス用語： ARIMAモデル ,  Jinan ,  寄与率 ,  時系列データ ,  時系列予測 ,  発病率

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 中国 ,  温帯 ,  都市 ,  気候変動 ,  マラリア ,  時系列データ ,  分析