抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内外の亜鉛の需給動向,原料事情,製錬法について概説した。大幅な消費の落ち込みによる減産が行われている国内市場,中国をはじめとした新興国の台頭,リーマンショック後の大幅な余剰バランスを抱える世界市場の動向を述べた。また中国,ペルー,オーストラリアの三国で約53%を占める亜鉛資源と最近の中国での鉱石生産量の増強について述べた。亜鉛生産の90%を占める焙焼-浸出-電解からなる湿式法の反応過程と精鉱微粉化などの今後の課題を述べた。また溶鉱炉を使用したISP法の概要と同法の石炭,コークスの価格上昇による競争力の低下について述べた。