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J-GLOBAL ID:201002281800761818   整理番号:10A0705884

中国における失蝋法の出現をめぐる学史的検討-東アジアにおける失蝋法の出現と展開に関する研究序説(1)-

著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 33-44  発行年: 2008年09月19日 
JST資料番号: L7846A  ISSN: 1883-0056  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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鋳造技術のなかでも失蝋法を取り上げ,中国を中心に東アジアにおけるその出現と展開の過程を考察した。失蝋法は蝋製の模(原型)を用いて鋳造する方法であり,近年,中国の青銅器時代における失蝋法の存在をめぐり議論が行なわれている。これは,従来中国の青銅器時代における失蝋法の代表的遺物とされてきた「曾侯乙」尊盤や淅川下寺銅禁が,失蝋法ではなく笵鋳法により生産されたという見解が提示されたことが発端である。本稿では,中国における失蝋法の出現の歴史的(技術史的)位置付けや「曾侯乙」尊盤や淅川下寺銅禁など透空状紋飾を有する青銅製品の製作工程について,学史的整理を行なった。先行研究の間には失蝋法だけでなく製作工程の様々な面で見解差があり,製品ごとに製作工程を明らかにする課題が浮かび上がった。
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分類 (2件):
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金属工学一般  ,  鋳造法,鋳込 
引用文献 (50件):
  • 内田 (難波) 純子2004『中国王朝の粋』大阪美術倶楽部
  • 江村治樹1988「青銅礼器から見た春秋時代の社会変動」『名古屋大学文学部研究論集 史学』第34集
  • 遠藤喜代志 (編) 2005『弥生時代青銅器鋳造に関する日韓比較による実験考古学的研究』北九州鋳金研究会
  • 田口勇・斉藤努1992「変様蟠螭紋瓠壷の分析科学的研究」『泉屋博古館紀要』第8巻
  • 中口裕1972「鋳造技術」『銅の考古学』雄山閣
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