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J-GLOBAL ID：201002281838066781   整理番号：10A0448185

蛋白質ソフト構造変化の簡単な検出

Simple Detection of Protein Soft Structure Changes

著者 (2件)： CHALTON David A. (Newcastle Univ., Newcastle-upon-Tyne, GBR) ,  LAKEY Jeremy H. (Newcastle Univ., Newcastle-upon-Tyne, GBR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 7  ページ： 3073-3076  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ソフト蛋白質立体配座の検出は一般には高価な分光法やカロリメトリーのような生物物理学的アプローチに基づき,蛋白質構造変化を検出するためのレポーター分子としてフルオロフォア1-アニリノ-8-ナフタレンスルホン酸が用いられているが,この場合,1ml以上のキュベットを使用するなど大型の蛍光分光計が必要であった。これに対して本研究では単純な熱衝撃と重心平均波長を使用することで感度を増強させ,これによって試料サイズ2μlの市販ミクロ分光蛍光光度計を適用することができるようになった。これは円偏光二色性や示差走査熱量測定のような技法を用いない蛋白質三次構造分析のための迅速な方法であり,熱的安定性及び蛍光性リポーター結合の差を調べた結果,蛋白質の非共有結合ソフト構造の小さな変化を検出できることが分かった。試料量2μl中のμg蛋白質を用いることでわずかな安定性の違いも検出することができた。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *三次構造 ,  *蛍光分析 ,  立体配座 ,  検出法 ,  発色団 ,  量子収量 ,  感度 ,  強化 ,  分子間相互作用 ,  化学結合 ,  熱衝撃 ,  分光計 ,  ナノ構造 ,  液滴 ,  円偏光二色スペクトル
準シソーラス用語： ナノ液滴 ,  フルオロホア ,  ラボオンチップ ,  構造変化 ,  *蛋白質三次構造 ,  非共有結合

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： 1-アニリノ-8-ナフタレンスルホン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質 ,  ソフト ,  構造変化