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J-GLOBAL ID：201002281927409951   整理番号：10A0747077

フランスで越冬するマガモとコガモは30年前より体重は重くまた身体状態は良い:環境変化の効果か?

Wintering French Mallard and Teal Are Heavier and in Better Body Condition than 30 Years Ago: Effects of a Changing Environment?

著者 (9件)： GUILLEMAIN Matthieu (French Hunting and Wildlife Serv.) ,  ELMBERG Johan (Kristianstad Univ.) ,  GAUTHIER-CLERC Michel (Tour du Valat, FRA) ,  MASSEZ Gregoire (Marais du Vigueirat) ,  HEARN Richard (Wildfowl & Wetlands Trust, GBR) ,  CHAMPAGNON Jocelyn (Tour du Valat, FRA) ,  CHAMPAGNON Jocelyn (Montpellier Univ., FRA) ,  CHAMPAGNON Jocelyn (Centre d’Ecologie Foncitionnelle et Evolutive, CNRS, Montpellier) ,  SIMON Geraldine (Tour du Valat, FRA)
資料名： AMBIO  (AMBIO)
巻： 39  号： 2  ページ： 170-180  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： E0782A  ISSN： 0044-7447  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スウェーデン (SWE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大規模な人間活動による気候や生息環境などの変化は越冬カモの体調に影響を与える可能性がある。この研究の目的は,主要な越冬地におけるマガモとコガモの過去30年以上の期間の形態計測学的変化を把握することである。体重と体調は両種とも「過去」(1952~1969年)から「最近」(2002~2008年)の間に増進した。両種ともに,体重の増加は11.7%に達するが,体の大きさには変化がない。身体状態は初冬から真冬に増進するが,晩冬には「過去」の値にもどる。冬の良好な環境条件によりカモはエネルギーを蓄えるが,春の飛び立ちの時期には飛行に最適なエネルギー状態に戻ると考えられる。観測された変化は大規模な気候の改善および地域的な生息環境の向上と矛盾しない。

シソーラス用語： *マガモ ,  *越冬 ,  フランス共和国 ,  *栄養状態 ,  生息場所 ,  生息環境 ,  体重増加 ,  体長 ,  形状測定 ,  *変動 ,  気候変動
準シソーラス用語： *Anas platyrhynchos ,  ボディコンディション ,  *環境変動 ,  形態計測 ,  翼長

分類 (4件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  動物に対する影響  (EE04040K) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： フランス ,  越冬 ,  マガモ ,  体重 ,  身体 ,  環境変化