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J-GLOBAL ID：201002282018715188   整理番号：10A0319583

メソパターン化されたポルフィリンの合成経路

Synthetic Routes to meso-Patterned Porphyrins

著者 (1件)： LINDSEY Jonathan S. (North Carolina State Univ., North Carolina)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 43  号： 2  ページ： 300-311  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最大4つの異なるメソ置換基を持つポルフィリンの合成経路についての研究結果をまとめる。「2+2」経路にはジピロメタン-1,9-ジカルビノールとジピロメタン(それぞれABC,及びD置換基を生成)が用いられる。この経路は酸触媒縮合の2段階のワンフラスコ反応で,続く室温での酸化反応によりABCD-ポルフィリンとなる。「ビラン」経路では1-アシルジピロメタン(CD置換基)と9-ブロモジピロメタン-1-カルビノール(AB置換基)の酸触媒反応が重要段階となり,対応する19-アシル-1-ブロモビランを生成する。この化合物をMgBr₂,1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ-7-セン(DBU)及びトルエンの存在下還流条件下空気中で反応させることにより,マグネシウム(II)ポルフィリンが得られる。また,ジピロメタンとアルデヒドの反応,ジピロメタン-1-カルビノールの自己縮合,1-アシルジピロメタンの自己縮合によって一連のトランス-A₂B₂-ポルフィリンが得られる。

シソーラス用語： *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  酸触媒反応 ,  置換基効果 ,  自己重縮合 ,  *化学合成 ,  反応機構 ,  ワンポット合成 ,  酸化 ,  マグネシウム錯体
準シソーラス用語： *ポルフィリン類

分類 (2件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

タイトルに関連する用語 (2件)： ポルフィリン ,  合成経路