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J-GLOBAL ID:201002282060685663   整理番号:10A0656824

マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤の固定化MMP-9酵素反応器を利用するオンラインクロマトグラフィーによるスクリーニング

On-line chromatographic screening of matrix metalloproteinase inhibitors using immobilized MMP-9 enzyme reactor
著者 (3件):
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巻: 878  号: 21  ページ: 1777-1783  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マトリックスメタロプロテアーゼ9(MMP-9)は,癌細胞の浸潤と転移に重要な役割を果たしており,癌細胞の転移の治療のための魅力的な目標である。しかし,薬剤候補のスクリーニングのための組み換え酵素の発現,単離,及び精製に関わる高コスト,及び複雑さを考慮し,酵素のリサイクリングを研究する代替法が望まれている。本研究では,ヒト組み換えMMP-9酵素を含む新規固定化酵素反応器(IMER)を開発し,MMP-9抑制剤のオンラインスクリーニングのために特性化した。オンラインクロマトグラフィーによるスクリーニングのために,ディスクに酵素の活性ユニット(U=0.08μg/分)を含むMMP-9 IMERをHPLC/UVシステムに取り付けた。得られた結合酵素は,MMP-9色原性チオペプチド基質AcPLG[2-メルカプト-4-メチル-ペンタノイル]-LG-OC2H5の活性で安定な触媒であることが分かった。IMER溶液中,及びIMERフリーの溶液中での酵素の速度論的プロファイルを調べて比べた。選択された可逆的阻害剤,N-イソブチル-N-(4-メトキシフェニルスルホニル)-グリシルヒドロキサム酸(NNGH),ドキシサイクリン,及びミノサイクリンをMMP-9 IMERと酵素を含まない溶液試験(free enzyme solution)試験を用いてさらに特性化した。筆者らのシステムは,MMP-9酵素の阻害剤の迅速でコスト効果のあるスクリーニング法として応用できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  薬物の相互作用  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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