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J-GLOBAL ID：201002282132074796   整理番号：10A1023775

超音波噴霧熱分解で調製したTiO₂膜

TiO₂ films prepared by ultrasonic spray pyrolysis

著者 (4件)： NAKARUK A. (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  REECE P. J. (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  RAGAZZON D. (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  SORRELL C. C. (Univ. New South Wales, NSW, AUS)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 26  号： 4  ページ： 469-472  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 関連する一連の鉱物学的性質と光学的性質に関するデータをいくつか報告するが,後者は,透明度,光学バンドギャップ,光ルミネセンス(PL)である。(0001)α石英基板に超音波噴霧熱分解で効率的に蒸着した厚さ約1μmの完全高密度TiO₂膜のX線回折データは,文献から予想したとおりだった。光透過データは大部分は平均自由行路と結晶粒度の関係から得られ,アナターゼの結晶粒度は,平均自由行路に影響するには小さかった。しかし,使用した波長はルチル結晶粒度に同等で,このような膜に散乱した。この観察により,光触媒TiO₂における光学的光吸収には,吸収端/バンドギャップの改良,結晶粒度の制御を考察し,散乱による光捕獲及び結晶粒界:バルク比の制御を改善し,その比較影響を最適化する必要があった。PL発光ピークは,酸素空格子の存在から生じやすい。しかし,PLピークの焼入れは,おそらく,平衡,準安定アナターゼから安定ルチルへの変態及び/又は基板からのケイ素汚染のため,準安定非晶質TiO₂前駆体及び/又は酸素空格子の焼なまし中の排出における未知の欠陥から生じた。

シソーラス用語： 噴霧法 ,  超音波 ,  *酸化チタン ,  光学ギャップ ,  *光ルミネセンス ,  透明度 ,  蒸着膜 ,  結晶粒度 ,  光触媒 ,  吸収端 ,  前駆体 ,  焼なまし ,  光吸収 ,  ルチル型結晶 ,  アナターゼ型結晶 ,  光学的性質 ,  基板 ,  石英 ,  鉱物物性
準シソーラス用語： 光学バンドギャップ ,  噴霧熱分解 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超音波噴霧 ,  熱分解 ,  調製 ,  TiO2