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J-GLOBAL ID:201002282159304432   整理番号:10A0362433

可逆論理のためのライブラリに基づく合成方法論

A library-based synthesis methodology for reversible logic
著者 (3件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 185-194  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: A0186A  ISSN: 0026-2692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,可逆論理の合成に大きな注目が集まり,これまでに可逆回路の多くの合成法が提案されている。本稿では,可逆回路のライブラリに基づく合成方法論を提案した。本方法論では可逆仕様をサイクルの集合からなる置換と考えた。このために,合成前最適化段階を導入し,不可逆関数から可逆仕様を構築した。さらに,サイクルに基づく表現モデルを示し,本提案の合成方法論において中間形式として用いた。選択した中間形式は,すべての可能な表現モデルの中心として機能した。所定の関数を合成するために,7つのビルディングブロックを含むライブラリを用いた。ここで,各ビルディングブロックは長さが6以下の1サイクルであった。筆者らはまた,大きなサイクルを合成するために,長さが5以上の所定のサイクルに対するすべての可能な最小かつ非等価な因数分解を生成する分解アルゴリズムを提案した。すべての分解は最大数のディスジョイントサイクルを含んでいる。生成された分解は,新サイクル割当アルゴリズムと連動して用いた。本サイクル割当アルゴリズムは,最善のサイクル対を選択するためにグラフマッチング問題に基づき提案した。次に,ライブラリの利用可能成分を用いて各対を合成した。サイクル割当法とともに本分解アルゴリズムは,各サイクルに対するライブラリからビルディングブロックを選択するバインディング法と考えられる。最後に,合成後最適化段階を導入し,さまざまなコストの観点から合成結果を最適化した。本提案の方法論を解析するために種々の実験を行った。利用できる可逆ベンチマーク関数に関する筆者らの解析の結果,本提案のライブラリに基づく合成方法論により,現行の方法と比較していくつかの場合に低コスト回路を生成できることを明らかにした。本提案の方法論は常に収束し,一般的に所定の関数を高速に合成できる。偶置換に対して何らのガーベジラインも用いなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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論理回路  ,  半導体集積回路 
タイトルに関連する用語 (3件):
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