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J-GLOBAL ID:201002282189736841   整理番号:10A0918663

同時のターゲットと混乱音から双耳情報を引出す 振幅変調および非同期エンベロープの影響

Extracting binaural information from simultaneous targets and distractors: Effects of amplitude modulation and asynchronous envelopes
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1235  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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音刺激の異なる成分が異なる双耳情報を伝達する場合,ターゲット成分における双耳情報処理が影響を受けることが多い。本実験では,このような干渉が振幅変調およびターゲットと妨害音の相対変調位相によって影響を受けるかを検証した。すべての実験において,聴者はITD=0の妨害音刺激の存在下でターゲット音刺激の両耳間時間差を識別するよう試みた。実験1では,ターゲットではなく混乱音の変調が成分間の干渉を低減した。実験2では合成音符の場合,異なる音符の流れの間にわずかな非同期性(31あるいは62ms)が存在すると,ほとんど双耳干渉を示さなかった。残りの実験では,先行の実験における双耳間干渉の低減は合成音符の複雑なスペクトルによるものでもなく,あるいは変調混乱音の存在下におけるターゲットの検出性の向上によるものでもないことを示した。これらのデータは,ターゲットが個別で短く出現するような形で成分を変調した場合にこの干渉が低減し,分離キューによるものではないことを示した。これらのデータはまた,現実の聴取状況で遭遇する変調および変調器間の非同期性は双耳干渉をわずかなレベルまで低減するのに適切であることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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聴覚 

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