抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,一様流中で自励回転する平板の基本特性を調べるために,亜音速風洞実験を行っている。この現象の応用により,非常に簡単な構造の水車や風車が実現し得る。本研究では,特に,低アスペクト比ARの自励回転平板に注目する。正確には縦横比λ=0.02の長方形断面の角柱である。著者らは,流れの可視化と,熱線風速計による速度計測を,平板迎角αとの同期測定と共に実施し,位相平均解析を行う。その結果,対象とする流れを2つのモード?,?に分類している。2つのモードの間では,遷移過程の特徴が現れる。さらに,著者らは,(1)α毎の瞬間速度分布や(2)流れの可視化,(3)後流偏差,(4)運動量欠損に基づき,2つのモードに固有の基本特性を明らかにする。得られた結果からは,より効率的な再生可能エネルギー資源の新たな利用手段の可能性が伺える。(著者抄録)