文献
J-GLOBAL ID:201002282235638140   整理番号:10A0467264

クリタマバチ(Dryocosmus kuriphilus;膜翅類:タマバチ科)の捕食寄生者である導入系チュウゴクオナガコバチ(Torymus sinensis;膜翅目:オナガコバチ科)および土着のクリマモリオナガコバチ(Torymus beneficus),(晩春系統)のハイブリダイゼーション

Hybridization between introduced Torymus sinensis (Hymenoptera: Torymidae) and indigenous T. beneficus (late-spring strain), parasitoids of the Asian chestnut gall wasp Dryocosmus kuriphilus (Hymenoptera: Cynipidae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 14-18  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
導入された生物的防除剤と土着種間のハイブリダイゼーションは生物的防除の対象外である。しかしながら,導入された生物的防除剤に関連する遺伝子的な影響については特に放出後評価に関し,調査されないままになってきた。チュウゴクオナガコバチ(Torymus sinensis;膜翅目:オナガコバチ科)はクリタマバチ(Dryocosmus kuriphilus;膜翅類:タマバチ科)の防除のために,中国から日本に)導入された寄生バチである。T.sinensisが1982年に最初に放飼された後,,D.kuriphilusによる被害は大きく低下した。以前の研究では,T.sinensisと土着のTorymus beneficus(晩春系統)と間でのハイブリダイゼーションはフィールドではまれであるとされたが,T.sinensisとT.beneficusとの中間の形態を持つものがフィールドで認められるようになった。ここでは,核rDNAの内部転写スペーサー1(ITS1)域を用いて,T.sinensisと晩春系統のT.beneficus間のハイブリダイゼーションの頻度を検討した。1993年から1996年にかけてF1ハイブリッド増加し,毎年検出され,22%に達した。T.sinensisは晩春系統のT.beneficusと簡単に交雑するものと考えられた。F1ハイブリッドタイプの形態学的指数は晩春系統のT.beneficusとT.sinensisの間であり,かなりの共通部分が見られた。F1ハイブリッドの発生とともに,土着の晩春系統のT.beneficusはT.sinensisによって急速に置き換わるものと考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除  ,  遺伝的変異 

前のページに戻る