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J-GLOBAL ID：201002282307144725   整理番号：10A0498428

酒造好適米品種「石川酒52号」の育成

著者 (12件)： 中村啓二 (石川県農業総合研究セ) ,  松本範裕 ,  黒田晃 (石川農林総合事務所) ,  小牧正子 (石川県農業総合研究セ) ,  野村央文 (石川県農業総合研究セ) ,  大西良祐 (中能登農林総合事務所) ,  高瀬裕章 (石川県農業総合研究セ) ,  松村洋一 (石川県 農林水産部) ,  永畠秀樹 (石川県農業総合研究セ) ,  橋本良一 (石川県植物防疫協) ,  武田康一 (石川県 農林水産部) ,  小林大樹 (石川県農業総合研究セ)
資料名： 北陸作物学会報  (Hokuriku Crop Science)
号： 45  ページ： 7-10  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： Y0157A  ISSN： 0388-8061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「山田錦」並の酒造適性をもち,石川県で安定生産可能な早生品種「石川酒52号」を,「予236(五百万石/フクヒカリ)」を母本,「新潟酒28号(後の「一本α」)」を父本とする交配組合せから育成した。出穂期および成熟期は,それぞれ「五百万石」とほぼ同じである。稈長は「山田錦」よりも20cm程度短く,収量性は「五百万石」並である。耐倒伏性は「五百万石」にやや優り,穂発芽性は「山田錦」の“やや易”に対して“中”,脱粒性は「山田錦」の“易”に対して“難”である。玄米千粒重は「五百万石」並,心白発現率は「山田錦」より高い。試験醸造による酒造適性評価は「山田錦」並に高い。現在,「石川門」の愛称で流通している。(著者抄録)

シソーラス用語： 酒造米 ,  *水稲 ,  新品種 ,  作物育種 ,  品種差 ,  成長段階 ,  耐倒伏性 ,  作物収量 ,  収量構成要素 ,  石川県
準シソーラス用語： 出穂期 ,  石川酒52号

分類 (1件)： 稲作  (FC03020C)

引用文献 (1件)：

• 石川県 2001. “石川県農業研究100年史”農業総合研究センター創立100周年記念会, 株式会社山越, 金沢市, 49-50.

タイトルに関連する用語 (3件)： 酒造好適米 ,  品種 ,  石川