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J-GLOBAL ID:201002282310552842   整理番号:10A0859836

電気活性仲介物質とコンカナバリンA及び糖酵素によって集合した二酵素LBL薄膜のpH制御オンオフ生体電気触媒反応

pH-Controllable On-Off Bioelectrocatalysis of Bienzyme Layer-by-Layer Films Assembled by Concanavalin A and Glucoenzymes with an Electroactive Mediator
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 30  ページ: 9926-9933  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酵素反応を基礎にした電気化学バイオセンサは酵素の高特異性と固有選択性により多くの関心を集めている。主にコンカナバリンA(Con A)と糖酵素間のレクチン-糖生体特異相互作用によって熱分解黒鉛電極表面にCon A及びセイヨウワサビペルオキシダーゼ(HPR)とグルコースオキシダーゼ(GOD)を[Con A/HPR/Con A/GOD]nLBL薄膜に集合した。Fe(CN)63-の酵素電極でのサイクリックボルタンメトリー(CV)応答は周囲pHに極めて感受性を示した:pH4.0でCVピーク電流は極めて大きく,薄膜が「オン」状態にあった;pH8.0では電気化学応答は顕著に抑制され,薄膜は「オフ」状態であった。溶液中薄膜電極をpH4.0と8.0間で切替ることによって,CVピーク電流はオンオフ状態間を循環して可逆的pHオンオフ切替えを示した。プローブに対する薄膜のpH応答性質はグルコースのオンオフ生体電気触媒を切替るため使用できる。すなわち,周囲pHを変えることによって溶液中Fe(CN)63-が仲介する薄膜中GODとHRPが触媒するグルコースの電気化学的酸化を制御することができ,オンオフ状態間の生体電気触媒の可逆的転移を可能にする。[Con A/HPR/Con A/GOD]n薄膜を特性化するため,CV,電気化学インピーダンス分光法,アンペロメトリー及び石英微量天秤研究を使用した。比較実験によって薄膜のpH感受性切替え挙動の機構を調べ,異なるpH値で薄膜とプローブ間の種々の静電相互作用に帰した。スマート酵素界面に基づくpH切替え生体電気触媒反応は新規制御可能バイオセンサを設計する方法を可能にする。
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分類 (2件):
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分析機器  ,  電気化学反応 
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