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J-GLOBAL ID:201002282347984475   整理番号:10A0834745

オクラ茎からの製紙

Papermaking Potential of Okra Stalks
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 305-315  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: L1730A  ISSN: 0918-5283  CODEN: NHGIEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナショナルアカデミーの全米研究会議によると,オクラ果実収穫後の茎,葉,根など農業廃棄物と考えられるバイオマスは,ヘクタール当り約27トンに達するという。これらの殆どのバイオマスは,燃焼,埋立て,或いは堆肥として処理される。オクラ茎をアルカリ蒸解とクラフトパルプ化プロセスを使ってどの程度製紙に有効利用できるかを評価した。評価にはオクラ茎とパルプの化学成分,パルプ特性,手抄紙の特性,叩解効果などを用いた。実験試料の作り方,アルカリ蒸解の条件などと共に,明るさ,透明度など光学的特性,Kappa価,繊維長・幅の繊維次元など,各種特性に関する試験方法を示した。結論には例えば,1)オクラ茎の化学成分分析結果から,アルファセルロースの含有量が一般の非木質材と同等であり,灰分が高いにもかかわらず非木質材の範囲内であること,2)これらの結果は主として,オクラ茎の製紙への利用可能性を示唆すること,3)オクラ茎,芯,靭皮は,広葉樹材に匹敵する繊維次元のパルプを産出すること,4)パルプ収率は低く,Kappa価は高いが,パルプ化に伴う負担は大きく軽減されること,などがある。結果として,本研究は,オクラ茎,芯,靭皮の製紙化における適合性を示した。
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分類 (2件):
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パルプ原料とその調製  ,  農業廃棄物の利用 
引用文献 (10件):
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