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J-GLOBAL ID：201002282370473356   整理番号：10A0376464

2006年大分県中部の地震の震源特性

Source Characteristics of the 2006 Oita-Chubu Earthquake (M_J6.2) Occurred in the Philippine Sea Slab

著者 (1件)： 南雲秀樹 (東電設計)
資料名： 北海道大学地球物理学研究報告  (Geophysical Bulletin of Hokkaido University)
号： 73  ページ： 23-35  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： F0069A  ISSN： 0439-3503  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大分県中部で2006年6月12日に発生したスラブ内地震について,特性化震源モデルの作成を試みた。強震観測網によるS波変位波形の変化から,破壊が東落ちの節面上を伝搬したことが示された。この節面上に断層面を仮定し,観測波形を説明するすべり分布を求めると,主なすべりは破壊開始点付近で生じていることが分かった。この結果をもとに,特性化震源モデルを検討した結果,この地震で観測されたS波部分には,二つのアスペリティの破壊だけではなく,アスペリティ周辺の破壊も影響している可能性が示された。

シソーラス用語： 地震 ,  特性 ,  プレート内地震 ,  深発地震 ,  *キャラクタリゼーション ,  *震源モデル ,  観測網 ,  分布 ,  *アスペリティ
準シソーラス用語： *2006年大分県中部地震 ,  *スラブ内地震 ,  *滑り分布 ,  強震観測網 ,  *震源特性 ,  *特性化

分類 (1件)： 地震の物理的性質  (DC03050H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大分 ,  地震 ,  震源特性