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J-GLOBAL ID：201002282373933862   整理番号：10A0932812

セルロースの不溶性のシミュレーション研究

Simulation studies of the insolubility of cellulose

著者 (4件)： BERGENSTRAHLE Malin (Dep. of Food Sci., Cornell Univ., Ithaca, NY 14853, USA) ,  WOHLERT Jakob (Dep. of Food Sci., Cornell Univ., Ithaca, NY 14853, USA) ,  HIMMEL Michael E. (National Renewable Energy Lab., 1617 Cole Boulevard, Golden, CO 80401-3393, USA) ,  BRADY John W. (Dep. of Food Sci., Cornell Univ., Ithaca, NY 14853, USA)
資料名： Carbohydrate Research  (Carbohydrate Research)
巻： 345  号： 14  ページ： 2060-2066  発行年： 2010年09月23日 
JST資料番号： B0929A  ISSN： 0008-6215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションを,結晶セルロースの不溶性に対する疎水的スタッキングおよび水素結合の貢献を予想する方法として,水溶液中の短いセロオリゴマ分離のための平均力ポテンシャルを計算するために用いた。水溶液中のグルコース,セロビオース,セロトリオース,およびセロテトラオースに対する一連の4つの平均力ポテンシャル(pmf)計算を,分子が最初にお互いに対して積み重ねられた疎水面に位置する状況に対して,また他に,分子が最初にそれらはセルロースIβであるような水素結合配列の同一平面においてお互いに隣接するように位置することに対応して実施した。これらの計算から,疎水性会合が,期待通り溶液よりも結晶のような構造を好むことが分かった。より驚いたことには,水素結合もまた結晶充填を好み,それはことによると,一部水素結合水の構造自由を強く制限するグルコースヒドロキシル基を水和することに対する高いエントロピーコストに起因すると考察した。以前観察されたように自由鎖は一構造のみ採用するために,溶解時に鎖構造エントロピーは増加しないという観測からも,結晶が好ましいのかもしれない。しかし直感的期待に対して,明らかに分子内O3~O5水素結合の永続性による。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース ,  *不溶性 ,  *計算機シミュレーション ,  積層構造 ,  高分子結晶 ,  *水素結合 ,  ポテンシャル ,  結晶充填 ,  疎水性 ,  会合 ,  水和 ,  *高分子溶液 ,  エントロピー ,  液体構造 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： スタッキング ,  結晶セルロース ,  分子動力学シミュレーション ,  平均力ポテンシャル

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

物質索引 (4件)： グルコース ,  セロテトラオース ,  セロトリオース ,  セロビオース

タイトルに関連する用語 (4件)： セルロース ,  不溶性 ,  シミュレーション ,  研究